【東北大震災ボランティア活動】報告!!

| コメント(0) | トラックバック(0)


4月10日(晩:SNOWボード展示会後)から、昨晩・夜中にかけて、震災のボランティア活動を含め、今回は宮城県へ行ってきました。

今回は、SFユーザーの【A・K君】と私の2人で延べ走行距離1,650km程の【ボランティアTRIP】

※【ボランティアTRIP】⇒(この言葉に違和感を覚える方も多々いると思いますが、あえて私はこの表現を使わしてもらいました。)私は海(サーフィン)&山(スノーボード)で、各地をTRIPする身。多分、私のBLOGを見る方は、大半サーファー・ボディーボーダー・スノーボーダー・スキーヤーである方が多いと思います。⇒これを見て、一人でも・1日でもボランティ活動の行動を取れる方が増えればと思っています。(海・山でも、いつもTRIPに行く度に、自分に対して色々な事象・事柄等を感じ・考えさせられますが、今回の【ボランティアTRIP】では、『正に自分にとって今までに無い』感覚を受けて帰ってきました。)

多分、【震災ボランティア】と聞くと、大部分の皆さんは『大変さ』『自分に対する犠牲心?』を感じる・思う方が多いと思います。現に私も今回行く前に、先月にボランティアとして先に活動した知人等の話を聞いて『自己完結(衣食住&更なる災害に対して<余震等>)』の気持ち・装備で向かいました。

しかし(実は)、我々は宿の手配も出来て、寝るのはもちろん、お風呂・食事・更にはビールまで、不自由も少なく(2日目・3日目は前日の地震の影響で断水しましたが・・・・)ボランティア活動後、安心して休めました。(地震・余震はかなりありましたが・・・・・)

P4121103-110412.JPGP4111097-110412.JPG

今回の宿泊は、仙台と石巻の中間にある、利府町の『ハーバーハウスかなめ』http://www.harbourkaname.com/さんでお世話になりました。

※この地区は、海沿いですが本当に(不思議な位、災害(津波)を最小限の被害で免れている地域です。ボランティアの宿泊は我々のみですが、他に2組程(災害復旧の仕事できている方達)の宿泊客のみで、人的・建物の被害は無くても(少なくても)、観光客・釣り客等含め、通常の営業に戻るのには・・・・・⇒『ボランティアの方でも、我々の様に宿泊してくれるお客様は、有り難い模様でした。』

最終日の15時過ぎ、帰る直前。昼食も食べていませんでした。車で走っていると、『今日から、通常営業』の張り紙の【牛タン屋】さんを発見!』⇒丁度、午前中にお邪魔した方の関係者からTELがあり、この牛タン屋さんの事を話をすると⇒『今回は、有難うございました! 我々は、お礼の言葉しかいえませんので、せめて!?仙台の牛タンを是非とも食べて帰って下さい』との言葉を頂き、Uターンして仙台名物を!(お土産分も購入)

P4131177-110412.JPG

『現地の被災状況』の画像は、あえて出しません(とても掲載する気持ちになりません)!(ボランティア中は撮影もしませんでした。)

今回のボランティの内容は、1日/1件で自宅・庭・側溝等に、津波で流入してしまった、泥・堆積物・家財道具等を除去・運搬・集積場へ搬出するという活動でした。結構な重労働で、汚れる事も。

伺った家2軒共に、70歳程の夫婦でお住まいのお宅でした。5~7名程のTEAM行動で行ないましたが、学生~私の年齢の方まで(他にも中学生・高校生の姿も・・・)

初日一緒に活動した中には、仙台の大学院生が! 話してみると、サーファー!! しかも、偶然ヒッシーの仙台の友人の知人でした。

初日に活動した『Nさん宅』の弟さんは、S日鐵名古屋で働いていて、知多市在住との事。

⇒こんな所でも、色々と繋がるのですネ!

※私が、ボランティアTEAMの中で最年長。リーダーになったり、ボランティアに伺ったお宅の方・一緒にボランティア活動を行なった方達とも、『ど~コミュニケーションをとる』、『どんな会話の内容を話すか』等、私自身のある意味”力量”を問われているような気にもなります。

現実、作業もそうですが、70歳程で夫婦二人暮らしの方なので、色々な会話の節々で『涙』を浮かべて会話をしてくださる事も・・・・。作業だけでなく、伺った先の方は、会話・コミュニケーションを望む感もあります。

帰り間際の挨拶では、とても『頑張って下さい!』とは、言えない状況です。言葉でなく『がっちりと、握手で手を握りしめると、涙をながして、お礼を言われる』⇒毎回こんな状況でした。

※2日目に伺ったお宅では、前に来たボランティアの方と、作業内容・行動で、ちょっと険悪な事にもなった事も聞きました。単に作業するのもいいのですが、きちんとコミュニケーションをとる事が大事なんだな~と痛感!

今回、現地へ行って活動して、現地の方・他のボランティアの方等と話して色々な事を感じ・思ってきました。

気持ちある方、可能な方は、是非現地へ向かってみてください。私の少ない経験値でよければ、アドバイスしますのでTEL・来店ください。

※一人で行く・向かう・行動するには、気持ち・勇気?含め色々(移動・行程・旅費・・・等)と大変です。タイミングあえば、私も再度お供も考えますので・・・・・。

~ボランティア作業以外~

一緒に行った【A・K君】が、石巻のある避難所に伺う予定があり訪ね、そこから、5分程の所に、偶然【オニール・ウェットスーツの工場】がある事がわかり、急遽伺いました。

P4131165-110413.JPGP4131169-110412.JPG

しっかりと、稼動しています。(でも、3月中はここも、社員・家族の避難所状態だったそうです。) 突然の訪問にも、気持ちよく対応して頂き、工場の見学もさせて頂き有難うございました。⇒こ~して作業している方・我々に対応してくれた4名の方も皆被災者。⇒『自宅は、津波の被害で大変な模様ですが、仕事もしなければ収入が・・・・・』⇒コレも現実です。ちょっとした物資(お米)を渡してきました。

その後、仙台市内のサーフSHOP『JAPSS』さんに伺い、オーナーの『熊谷 透』さんに、ESTAで集めた義援金物資(お米)ISAO・HAYASHI君の『幸せの桜』の絵を渡してきました。

その時、色々な思い・考えを『透さん』から伺い聞き、仙台を後にしました。(※すみません、このJAPSSさんの画像を撮り忘れました! きちんと渡してきましたので、ご理解ください)

 ※自衛隊(10万人⇒この中にも自宅・家族含め被災した方が多数いる模様です。)・警察・消防の方等は、1ヶ月経ったにも関わらず、凄い状況下の中で頑張っている様子を目にしました!(ボランティアの私たちでは、とても行けない現地・作業状況下で動いています。私が見た(少ない・狭い範囲の)状況でさえ、大変な状況です。それが千葉~青森にかけて数百キロに及ぶ今回の災害には、この人数ではとても追いつきそうな感じには私には思えません。

また、現地で接した人、ほとんど全ての人が、『安心して住む所(家)』・『お金』が欲しいという本音も聞きました。

TV等で良く見かける『頑張ろう日本!』というフレーズ。現地の方には、これが『ど~映っているのか・・・・・・・。』

少なくても、被災していない我々が『もっと、頑張るべき!』だと、実感・確信した『ボランティアTRIP』でした。

~ちなみに、1月に奄美大島へTRIPに行った時の話~

10月に、豪雨災害に遭った奄美大島。約3ヶ月後に、サーフTRIP(震災復興支援TRIPと文句を付け)に行った時、現地のある方から直接聞いた言葉、『災害後、サーフTRIP含め、観光で来島する人が激減!コレでは復興も・・・・・・!?』・『こ~して、サーフィン含め、来島してくれて有難う!』・・・・・・。

※少しずつしか出来ないですが、順次”私”・”KAZUKO”・”他協力者”ができる事を発信・提案していきますので、皆さんのご協力をおねがいします。【キーワードは、『海・山・HULA等通じて、自分達がHAPPY(笑顔で気持ちよく)になりながら復興を応援しよう!!』】です。くれぐれも『自分達だけ』ではありません!!

トラックバック(0)

トラックバックURL: /old/~oep222/esta-surf.com/sys/mt-tb.cgi/533

コメントする


〒474-0071
愛知県大府市梶田町3丁目157-1
プラシードマンション1F

TEL:0562-44-7565
FAX:0562-44-9999

13:00~21:00
第1・3・5火曜日定休

大きな地図で見る(オススメ!!)